実はわたし、保育園栄養士もしていたんですよ。 そんなこまつなが、仕事と実生活の経験から、 続けられる手作り離乳食を紹介します!
目次
まずは基本のき
野菜は切ってから火を通すより、塊の状態で火を通したほうが美味しくなります。
またご存知の方も多いかも知れませんが、人参などは小さく切ってから火を通しても、なかなか軟らかくなりません。
以上の前提を踏まえて私のおすすめの調理法を紹介したいと思います。
この記事に出てくる注意点は、私の経験上感じた注意点です。 全ての注意点を網羅しているわけではありませんので了承下さい。
圧倒的おすすめ★★★せいろ
2025年ブームとなったせいろ。離乳食だけでなく、大人のご飯も一緒に作れます!
野菜は茹でるより蒸すほうが美味しく、栄養素も逃げずに調理することができますが、
蒸し器よりもせいろの方が美味しくできるんですよね〜(個人の感想)。
おすすめの使い方
私がよく使う手順をご説明します!
- お湯を沸かします。
- 小松菜など葉物を茹でます。
- お湯は捨てずに、葉物だけ引き上げます。
- 鮭や鱈など、魚をせいろにかけます(5分〜様子を見て火が通ればOK)。
- 1〜4の間に野菜を準備し、魚と交代でせいろにかけます。
- 魚が冷めたら骨と皮を取り、ほぐして冷凍します。
根菜や芋類は15分〜様子を見て、ブロッコリーは8分くらいから様子を見て引き上げてください。
離乳食は軟らかければOKなので、ざっくり放置でOKです!
野菜は月齢に合わせてカットし、冷凍保存しましょう。
大人のご飯も一緒に作ろう(副菜)
蒸し野菜
- 根菜や芋類などを食べやすい大きさに切って一緒にせいろに入れます。
- 離乳食用の野菜と同じタイミングで引き上げます。
- メインの添えや、蒸し野菜として1品になります。
ドレッシンやマヨネーズ、オリーブオイルに塩など、
お好みのものをかけてお召し上がりください。
こんなに適当でもOK!
使う食材によっては、食材ごとにクッキングシートを分けた方が取り出しやすくていいと思います。

じゃがいもはカットせず皮付きのまませいろに入れます。加熱後に手で簡単に皮を剥くことができます。皮を剥くときに芽も一緒に取り除いてください。
皮付きのままカットしたら温野菜に、皮を剥いてマッシュしたらポテトサラダなどに使えます。
(しつこいようですが芽は必ず取り除いてください)

かぼちゃサラダ
離乳食
- かぼちゃの柔らかい部分は離乳食へ
- 保存袋に入れ、袋の上から潰して平にならし冷凍します。
- 凍ってからパキパキ折って使用します。
大人用
- かぼちゃの余りと皮の部分をタッパーに入れ、スプーンで潰します。
- マヨネーズと塩胡椒をお好みの量入れ、混ぜたら完成です。
さつまいもも同じ要領でサラダにできます◎
私は無印のせいろを使っているのですが、こっち買えばよかったー!と悔やみました。
高さ調節輪欲しい!もっと高さ欲しくなる時あるんですよね。
せいろの注意点
葉物NG
葉物はおすすめしません。
理由はカサが大きいからです。葉物1種類でせいろはいっぱいになり、葉物の濃い緑がせいろに色素沈着する可能性もあるため、おすすめできません。
アレルギー対策
食物アレルギー予防のため、大人の食材を一緒にせいろに入れる場合は、赤ちゃんが食べたことあるもの、アレルギーを起こす心配のないものだけにしましょう。
持ってたらおすすめ★★圧力鍋

圧力鍋があればだし汁も一緒にできるのがメリットです!
人参や大根、玉ねぎなどを大きめにカットし、水を入れて規定の時間火にかけるだけでOK!
圧力鍋の注意点
ブロッコリーはNG
圧力鍋は110℃~120℃(超高圧タイプだと130℃近く)で調理されます。
ブロッコリーは高温で調理すると苦味が出るため、圧力鍋には不向きな野菜と言えます。
葉物NG
葉物は蒸気の穴に詰まる危険性があるのと、軟らかくなりすぎるので使用できません。
★1.5 炊飯器

圧力鍋がない場合に使えるのが炊飯器です。
圧力鍋と同じように材料を準備し、炊飯のスイッチを押すだけでOK!
炊飯器の注意点
ご飯が炊けない
野菜を炊飯器にかけていると、その間ご飯が炊けなくなるのがデメリットです。
赤ちゃんがいると
・大人のご飯
・離乳食用のお粥や軟飯
・離乳食用の味付きのお粥や軟飯
と、炊飯器が必要になる場面が多く、野菜まで炊飯器で作るのが時間的に難しい場合があります。
調整できない
炊飯器は自動のため、基本的に追加加熱ができません。
実際に硬さが微妙だなと感じたことがあるため、形状が大きくなる後期以降は特に注意が必要です。
葉物NG
圧力鍋同様、葉物は蒸気の穴を塞ぐ可能性があり、炊飯器が爆発しかねないので使用禁止です。
余談ですが、七草粥を炊飯器で作る際も、爆発防止のため葉物は後から混ぜて作ります。
あると便利なグッズ
中心温度計
赤ちゃんのご飯、食中毒は絶対に避けたいですよね。
お肉・お魚・卵は温度計で中心温度を計るようにしています。
お肉・お魚は火を通しすぎると硬くなるし、ホットケーキは焦げたりしますよね。
温度計を使えば数値で確認できるので安心です。
75度で1分以上か85度以上なら1発OK。(大量調理だともっと細かい基準がありますが、ご家庭なのでこれでOK!離乳食なので、二枚貝は使用しない想定で書いています)
味噌マドラー
中期食〜後期食の最初なら、蒸した野菜をこれで潰せばOK!
とろみづけにも活躍しますし、マドラーが2つ付いているので、2種類とろみをつけたい時も、味が混ざらずにとろみ付けできます。
こまつな愛用の味噌マドラーです!他の商品はどの程度しっかりしているかわからないのでURLを載せておりません。悪しからず!
番外編
ヘルシオ
ヘルシオにも離乳食モードがありますが、せいろの方が圧倒的におすすめです。
ただヘルシオがあると大人のご飯の作り置きが格段に楽になるので、
とてもおすすめです!
私は休日に1時間半で1週間分の作り置きを作ります。それはヘルシオなしではできません。
型落ちやネットなら安く買える場合があるので、子育て中の方には特におすすめです!
ちなみに私は家電量販店のアウトレットでデモ機だった型落ちを購入しましたが、リンク探してたらネットの方が安かったと気がつきました。次回からはネットで買います!!
ヘルシオ活用法はまた詳しくブログにまとめたいと思います!


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